極端な例ですが、みなさんはどちらを望むでしょう。
・「貧しいが笑顔が耐えない家庭」
・「裕福だがギスギスした家庭」
まあ、どっちだって一長一短あるわけです。
精神的な心の豊かさか、財布の経済力か。
貧しさか、ギスギスした精神的重圧か。
なんとなく、近頃は裕福でも心の貧しい家庭が増えている
ような悲しいニュースが多すぎるような気がします。
人間ナマモノですから、感情に左右されるということは非常に
多いこともあるでしょうけれど、そんなときにこそ、心の
貧しさや裕福さというものは発揮されると思うのです。
お金で愛は買えませんが維持は出来ます。
しかし、心の豊かさや優しさというものは、その個々人が
持ってその人生で成長させてきた結晶のようなもの。
揺るぎないものなのです。
企業のトップに立つような方は、その社内方針にも
そうした面が出るようです。
社員をファミリーとしてとても大事にするか。
それとも、ただの使いゴマなのか。
会社というのは、会社としての人格や株主への還元性から
非常に公共性や成長を求められます。が、そこで働く社員や
従業員がその会社を好きで一緒に成長しなければ、惰性でしか
ないのです。海外のある企業では、従業員数が数千人規模で
社内敷地内に病院や銀行、保養施設、レストランを完備。
いずれも会社負担で賄われいる上に、それらの施設の従業員も
また、その会社の従業員なのだそうです。
その会社の方針としては、従業員が会社を好きになって
頑張ってくれるのなら、会社は従業員のためにも還元するのがアタリマエ。
共存共栄が成り立てば、離職率も限りなくゼロで
いつまでも頑張って働いて貰える。
これは、会社のトップにいるヒトの心がとても裕福だったからこそ、
会社も、従業員にも裕福になりましょうという一例。
ところが、今の日本の企業では、これを実践するトップは
おかしいんじゃないかと言われるぐらい、従業員への冷遇が横行しています。
もっとも、最近ではソフトバンク/日本テレコムが
庭園の中のような業務空間をフロア内に設けて、自由に業務が
行えるような本社業務が行われ、社内レストランに至っては
1フロアがまるまる全部レストラン。
各メニューごとに分離厨房が存在し、さながら巨大なセルフ
サービスレストランのようでもあります。
非常に評判もよく、好評な上、日本ではあまり無かったスタイルなので
毎週のように取材撮影が行われているようです。
つまり、経済的な裕福さというものは所詮は
現金でどうにかなってしまえるもので、心の裕福さというのは
決して現金では買えないものなのだということです。
巷で流行りのセレブに憧れるのは、誰にでもあることですが
それは自分に無いものだから憧れるのであって、そこに価値を
見出さない者には、憧れでもなんでもなくただの虚像でしか
ありはしないのです。
もちろん、セレブに価値を見出せるのであれば、そこに
尽力することで、セレブの一片でも取り込みたいと思うでしょう。
それはその人にある価値観であって、誰もがというものでもないのです。
セレブなものに価値観を見出すか。
愛しい人や家族の笑顔に価値観を見出すか。
それは、その人それぞれの価値観であり、心の裕福さを映す鏡でもあるのです。
柊木彩弥です。
7月ですねえ。梅雨ですねえ。雨ですねえ…(;x;)
心の裕福さと財布の裕福さ。
お財布の裕福さって有限なんです。食い潰したら終わり。
でも心の裕福さって、無尽蔵でしかもレア。
どちらも持ち合わせている人なんて、それこそ日本に何人いるだろう
ってぐらい少ないかもしれませんが、まあ、そこそこいるかもしれません。
それでも、目先の経済力よりかは、心の裕福さのほうが
私には価値があると思うのです。
もちろん、それでメシが食えるということではないのですが。
1年ほど前には、なんだか色々と思い悩んだような時期も
あったような気がするんですが、価値観が違えば対立した
ところで平行線のままだし、そもそもが無駄な議論で
お互いが自己の正論を振りかざす以上はどうにもならない
というのが結論なのだとよーくわかったので、結局は
妥協や歩み寄れる心の裕福さや心の広さ、許容性というものを
持ち合わせていないと、人付き合いが難しい人物という存在に
気付いただけでも心を痛めた価値があるってもんだと
学習いたしました。
人間、面白いものでイヤなことは忘れるように出来ている
ようで、もはやそれら人物の顔や声すら思い出せませんw
(まあ、見れば解るんでしょうが)
どんな顔だったかな、どんな声だったかな?と思い返して見ても、
ぼんやりと思い出せないのです。
せっかく貴重な学習を得るきっかけの人物なので記念に
思い出せても良さそうなモンですが、記憶の片隅から
発掘できないので、そのまま埋め立てておくのがいいのかもしれませんね。
というわけで、2連続とか久々に更新してみました。
次の更新はいつかしら…(トオイメ