既にニュースで大きく報道されていますが、寝屋川市の小学校乱入殺傷事件。
しかも事件の犯人は17歳の少年。
日本では過去にも2001年6月に起きた大阪教育大附属池田小学校での宅間守容疑者による事件があったばかりである。
日本という国は、わずか4年前の大事件を教訓に出来なかった。
これらの事件には次のような問題がある。
・日本における安全とは、もはや皆無に等しいぐらいな状況であるにも関わらず誰しも防犯に無関心である。
・しかも大きな組織になればなるほどこの傾向は強い。
・日本の安全はカネを出して得るということに気付いていない人が多すぎる。
・学校などの施設などでは、防犯における対策が脆弱すぎる。
・敷地内における侵入者に対する対策が脆弱すぎる。
・侵入者に対する対応が無いに等しい。
・敷地内を監視する専任者や警備員が手薄で足りていない。
挙げればまだあるだろう。
学校施設などでは、本来、児童生徒・職員以外は立ち入りが出来ないはずである。
にも関わらず、17歳の少年がたやすく侵入している。
また、亡くなった教諭が少年と遭遇した際に、「侵入者」と認識しなかったことも問題である。
亡くなった先生にムチを打つようで、アレだがそもそも少年が校内にいたということについて「異常」である
と気付くような危機管理体制が必要であると断言する。
おそらく、日本政府が抜本的な対策を徹底しなければ、同じ事件は続くだろう。
その被害者が弱者である児童や生徒になるのは想像するにたやすい。
あえて言おう。自分の家族や身が可愛ければ、安全を維持するための費用や防犯対策、危機管理に必要な話し合いは惜しんではいけない。
いまやセコムなどの警備会社のGPS追跡装置ココセコムやホームセキュリティサービスをはじめ
100円ショップですら売られている防犯ブザー。
ホームセンターにいけば侵入対策用のガラスシールドフィルムや施錠強化器具などがやまほどある。
が、それらを導入してさあ安心では、いざの時に困る。
あって「活用してこそ」効果があるのである。
いやいや。安全を享受してこそ、日常生活が送れるというものです。
本来ならばこんな防犯対策したくはないんですがね。